William Hurt 俳優、男優、プロデューサー
両親の離婚後、母と共にNYで貧しい生活を送っていたが、その母が“タイム”誌の社主と結婚し生活は一変。大学に進み、最初は神学を学んでいたものの後に演劇科に転向。ロンドン留学などを経て、やがて舞台を中心に活動を始める。80年に映画デビュー後、常に自ら納得できる役を選びながら出演を続けている。 85年、「蜘蛛女のキス」でアカデミー賞主演男優賞を受賞。
【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ 【08映画缶】 間もなく開演です!! No.1338 【ドクター】(1991年作品) 今回はチラシとパンフレットです。 《解説》 ある日、医者は患者になった。 そして、医者は人間になった。 1991年夏――全米で小規模公開からスタートしたこの映画は各地で怒った絶賛の嵐とともに公開劇場を拡大し、またたく間に全米トップ3入の大成功を収める。イノセントな愛に涙が止まらない。熱い感動に胸が張り裂けそうになる!映画の素晴らしさを改めて思い知らされる。【ドクター】は、そんな大げさな表現が少しも誇張ではない全米大絶賛のヒューマンドラマである。…
ラストに極上のクリスマス・ストーリーが語られたけれど、当たり前だ。この映画製作のきっかけになった原作の物語だった。 ニューヨーク、ブルックリンでシガレット・ショップを営む男と、常連客の小説家。小説家が偶然出会った黒人の少年。年齢も人種も違う彼らだが、友情と呼べるか、どこか通じ合っていることに心が温まる。 シガレット・ショップの店主は、毎日同じ時間、同じ場所を写真に撮り続けることをライフワークにしており、写真は4,000枚以上にのぼる。小説家は、妻とお腹の子どもを銀行強盗の流れ弾で亡くして以来、小説を書けなくなっていた。ぼんやり歩いていて車に轢かれそうになった小説家を助けた黒人の少年は、居場所を…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ロスト・イン・スペース」(1998)です。 2058年地球は環境破壊で壊滅寸前だった。地球連邦政府は、人類存続の為遥か彼方の惑星アルファ・プライムにロビンソン一家を送り込む計画を建てていた。出発当日、反政府テロリスト集団グローバル・セディションは、スミス医師(ゲイリー・オールドマン)を送り込み、宇宙船ジュピターⅡを破壊しようとするのだが… この映画は、その昔1966年からTBS系でTV放映された「宇宙家族ロビンソン」の映画化作品です。結構面白かったSF・TVシリーズで、当時人気を呼びました。 この映画もかなりのビ…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ゴーリキー・パーク」(1983)です。 ソ連モスクワのゴーリキー公園で三人の射殺死体が発見されて民警レンコ大尉(ウィリアム・ハート)が担当になった。当日、鑑識が来る前にKGB捜査官が殺害現場を荒らす有様に耐えるレンコだったが、上司主席検察官アンドレイ(イアン・バネン)になだめられ捜査に任ることになる。死体のうち一人は女性でいづれも顔を剝がされていた。 二人の男性死体の一つは外国人と言うことが判ったので、外国人と女性の顔の復元をレンコは友人のアンドレーエフ教授にお願いするのだった… モスクワが舞台の異色の警察映画で…
★★★☆☆ あらすじ 多重人格でもう一人の自分に唆され、2年ぶりに人を殺してしまった殺人中毒の男は、目撃者に次の犯行時に同行させろと脅される。 www.youtube.com 感想 主演がケビン・コスナーで、その他にデミ・ムーアやウィリアム・ハートが出演するという80年代か?と思ってしまうようなキャスト陣だ。だが皆現役感のある演技をちゃんと見せている。 主人公は多重人格で殺人中毒の男だ。我慢していた殺人を久しぶりにやってしまうが、事件を目撃されて脅されてしまう。だがその脅迫の内容が、次にやるときは間近で見学させろ、というもので、目撃者も殺人に興味のある異常者だった。ここまでですでにかなりの情報…
【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ 【08映画缶】 間もなく開演です!! No.969 【ブロードキャスト・ニュース】(1987年作品) 今回はチラシとパンフレットと前売り券です。 《前売り券》 《解説》 愛、友情――秒刻みのTV局に今日もドラマが生まれる。 83年の処女作【愛と追憶の日々】でアカデミー作品賞・監督賞・主演女優賞など主要5部門で受賞したジェームズ・L・ブルックス監督が4年間の準備期間を経て監督・製作・脚本を兼ねて発表した話題の第2作。本年度のアカデミー賞の主要7部門にノミネートされ《タイム誌》をはじめ全米72誌・TVなどがテン・ベストに選んだ秀作で…
【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ 【08映画缶】 間もなく開演です!! No.797 【愛は静けさの中に】(1986年作品) 今回はチラシとパンフレットです。 《解説》 愛する女の声を聞きたいと 心の隅で願う男がいる。 激しい恋の炎を静寂の中に 包み込んだ女がいる。 愛は宿命を越えて―― 男は水面を駆け抜ける心地よい風とともにやってきた。彼を待つ生徒たちがいる。そして、もう一人、笑顔を忘れ静寂の中に身を潜めた美しい女サラが宿命を越えた予測せぬ出逢いを待ち焦がれていた。ふたりは見えない運命の糸に引き寄せられるようにめぐり逢った。一度でいいから名前を呼んでくれと心の…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「白いドレスの女」(1981)です。 暑い暑いフロリダのある田舎町、弁護士ネッド(ウィリアム・ハート)は、野外ステージで白いドレスを着た美女マティ(キャスリーン・ターナー)と知り合う。彼女は肉感的な素晴らしい女で、そして夫から逃げたがっていた。付き合っているうちに彼は、彼女の魅力に負けズルズルと20歳も年上の夫殺害とその遺産を奪い、別の場所で一緒になる計画に加担ことになってしまうのだった… 冒頭、深夜の火事シーンから引き込まれます。深夜になっても暑さが収まらないその夜、ネッドは若いウェイトレスと愛し合っていた、そし…
夢の涯てまでも[ディレクターズカット版] ウィリアム・ハート Amazon ★★ 1999年。インドの核衛星が墜落するかもしれず、世界は終末的状況を呈していた。ヴェネツィアから車で出発したクレア(ソルヴェーグ・ドマルタン)は強盗2人組に頼まれてパリまで現金を運ぶ。途中、トレヴァー(ウィリアム・ハート)という男を拾う。パリに帰ったクレアは恋人の作家ユージーン(サム・ニール)の元へ。その後まもなくトレヴァーを追ってベルリンに行く。そこで私立探偵ウィンター(リュディガー・フォーグラー)と会い、東京までトレヴァーを追いかける。トレヴァーは賞金稼ぎに狙われるお尋ね者だった。彼は目的があって世界各地を飛び…
オープニングのラッドカンパニーのロゴが懐かしいです。 そんな懐かしいロゴから始まる「白いドレスの女」(1981製作/1982日本公開)。 監督のローレンス・カスダンが「スターウォーズ・帝国の逆襲」(1980)や「レイダース・失われた聖櫃」(1981)の脚本家ということで、SFファンの間でもこの作品は注目されてました。 当然、封切りで見に行ったんです。 でも、全く面白くなくって、ラストシーンしか記憶にありません。 そんな映画ですが、今見たらどうなんでしょう? (あらすじ) 主人公は小さな事務所でのらりくらりと仕事をしている弁護士。女好きの彼は、パーティーで白いドレスを着た人妻に声をかけるが断られ…