WingWar
SEGA製アーケードゲーム(1994)
同社初期の3DCG基盤MODEL1で製作されており、完全な箱庭内での飛行機・ヘリコプター・U○Oのドッグファイトが楽しめます。
ほぼ素のポリゴンで描画された画面の為、良く言えば簡潔でわかりやすくポップな雰囲気です。
他にリリースされたリアル志向グラフィックの同種の作品が多数ありますが、あえて本作を誉めるファンも多く居ます。
二画面・並列着座対戦専用の特殊筐体は、後の大ヒット作「電脳戦記バーチャロン」に転用されています。
ゲーム基盤も転用されたのか、中古市場ではまったく見かける事がありません。
SEGA製ゲームは映画から着想を得る事が多くありますが、本作は映画「エイセス 大空の誓い」(1993)を意識している様です。
家庭用ゲーム機への移植は、メガドライブ用オプション「スーパー32X」でのリリースが予告されましたが実現hがしませんでした。
また、セガサターンで本作を連想させる「ウィングアームズ」がリリースされましたが、まったくの別内容でした。