Winchester '73
1950年のアメリカ映画。 製作はアーロン・ローゼンバーグ。 監督はアンソニー・マン。 出演はジェームズ・スチュアート、シェリー・ウィンターズ、ダン・ドゥリエイ、スティーヴン・マクナリー、ミラード・ミッチェル
低予算フィルム・ノワールを得意としていたアンソニー・マン初の西部劇。 日本におけるマンの初公開作でもある。 これ以後、マンとスチュアートのコンビはたびたび組み、ヒットによってスチュアートの出演料ははね上がった。
ウィンチェスター銃 '73 [DVD]
1873年の西部、アメリカ独立記念日である7月4日。ある町で射撃コンテストが開催されようとしていた。優勝した者には名銃・ウィンチェスター銃が賞品として手渡されるということで腕に自信のある男たちが各地から集まって来る。 ジェームズ・スチュワート扮するマカダムもコンテストに参加するが、彼には別の目的があった・・・。 C)1950Universal Pictures Co.,Inc. Renewd 1977 Universal City Studios,Inc.All Rights Reserved. 1940年代に『T-Men』(1947)や『サイド・ストリート』(1949)などのフィルム・ノワー…
という事で、『時代劇における鉄砲』から、今回はレバーアクションカービンである『ウィンチェスター銃』についてです。 ◉関連記事 時代劇におけるハイパト - 近江屋の御隠居の日録
「友だちをひとりもっていれば、おまえはリッチだーーおやじがよく言っていたものさ。おれには、おまえという友だちがいる。だからおれはリッチだ」。ちょっとまえに見たふるい西部劇(DVD)のなかで、主人公が相棒に言う。かっこいい台詞だね。西部劇における友情についておしゃべりしてみたくなった。 そう思ったのですが、一週間たっても話がまとまりません。これはまいった。そこで本日は「DVD視聴ひかえ」(あとで思い出せるように、見た直後にさっと書き置いたメモ)から、いくつかをそのまま抜書きしてお茶を濁すことにしよう。✴以下は現時点でのコメント。 ⚫『四人姉妹』(1953)おおロンダ•フレミング主演!これは見ない…
映画: ●『12日の殺人』(2022) ドミニク・モル:監督Book: ●『贋作』(1970) パトリシア・ハイスミス:著 上田公子:訳 ●『アメリカの友人』(1974) パトリシア・ハイスミス:著 佐宗鈴夫:訳ホームシアター: ●『偽証』(1947) アンソニー・マン:監督 ●『秘密指令』(1949) アンソニー・マン:監督 ●『ウィンチェスター銃'73』(1950) アンソニー・マン:監督 ●『怒りの河』(1952) アンソニー・マン:監督 ●『裸の拍車』(1953) アンソニー・マン:監督 ●『雷鳴の湾』(1953) アンソニー・マン:監督 ●『グレン・ミラー物語』(1954) アンソニ…
(4/5追記; 「映画のこと」を含む旧HPを下記に仮移転しました。よろしくお願いします。https://t.co/qGWL0drWRt — 佐藤哲也 (@fallofbears) 2024年4月5日 aloysius.sakura.ne.jp 話題にしていた佐藤氏の個人サイト、別所へ移管されたとのこと。ありがたやありがたや……。 (追記オワリ)
ウィンチェスター銃'73 [DVD]ジェームズ・スチュワートAmazon ジェームズ・スチュアートはそのキャリアでアンソニー・マン監督作品に8本主演していて、そのうちの5本は西部劇だった。その2人が組んだ最初の作品が、この1950年の『ウィンチェスター銃'73』だった。 この作品は当初、ジェームズ・スチュアート主演でフリッツ・ラングが監督する予定で脚本も出来ていたが、フリッツ・ラングはジェームズ・スチュアートは主役にふさわしくないとして監督を降板した(英語版wikipediaによる)。ジェームズ・スチュアートはアンソニー・マンを監督に推薦し、彼はそれを承諾したが、脚本を全面的に書き直させた。 …
昨夜も、段ボール箱の中で寝ていたニェネントくんを抱き上げて、ベッドでわたしの胸の上にあげて「かわいいね~」となでなでしてあげたのだけれども、予想外なことに、ニェネントくんはのどをゴロゴロと鳴らしていたのだった。「なんだ、やっぱりうれしいんじゃないか」と思ったけれども、そもそもニェネントくんがのどを鳴らすのを聞くのはずいぶんと久しぶりのことなのだった。 けっこう同じように体をなでなでしてやることはしょっちゅうやっているのだけれども、いつもは無反応のように見えたのだった。無反応のように見えても、やっぱり気もちよくってうれしがってるんだろうな。そう思うことにした。 この日も寒かったのだけれども、昼か…
www.nhk.or.jp『ウィンチェスター銃'73』(1950)のアンソニー・マン監督による作品。 牧場主であるTC・ジェフォーズが、娘のバンスの結婚相手が殺した男の息子であり、葛藤を抱く様が描かれていきます。 西部開拓時代ならではの愛憎入り交じる親子関係が見どころ。銃撃戦は少ないながらも確かに感じられる殺伐とした世界観がストーリーに生きています。 ウォルター・ヒューストンとバーバラ・スタンウィックの演技派二人による親子関係にも注目です。放送情報復讐の荒野【字幕】 BS103 BSプレミアム 2023/11/17(金) 13:00-14:50<過去の放送> 2023/3/10(金) 13:0…
DVDで『裸の拍車』(1953年/監督:アンソニー・マン)を再見。欲に目がくらんだ男たちの人間性を追求するリアリズム西部劇。 コロラド・ロッキー山中、ハワード・ケムプ(ジェームズ・スチュアート)は保安官殺しの無法者ベン(ロバート・ライアン)を追っています。ケムプは土地に詳しい金鉱探しの老人テイト(ミラード・ミッチェル)を20ドルで仲間にし、崖の上に潜んでいるベンを発見。崖上から石を落としてくるベンを攻めあぐねているところに騎兵隊を不名誉除隊になったロイ(ラルフ・ミーカー)がやって来ます。ベンと一緒にカリフォルニアに行こうとしていた娘リナ(ジャネット・リー)が邪魔をしますが、ロイの協力で3人はベ…
www.nhk.or.jp『ウィンチェスター銃'73』(1950)、『グレン・ミラー物語』(1953)などのアンソニー・マン監督による作品。 若い保安官、ベン・オーウェンスが賞金稼ぎ、モーグ・ヒックマンに助けられながら成長していく姿が描かれます。 若き保安官ベンをアンソニー・パーキンスが、賞金稼ぎモーグをヘンリー・フォンダが演じているのが見どころ。ガンマンとの駆け引きが必須となる命がけの西部時代に築かれる奇妙な師弟関係を味のある演技で見せています。 音楽は『荒野の七人』など、西部劇の音楽を数多く担当するエルマー・バーンスタイン。その楽曲にも意識を向けたいところです。放送情報胸に輝く星【字幕】 …
録画保存していた『ウィンチェスター銃‘73』(1950年/監督:アンソニー・マン)を再見。ダッジシティの射撃大会賞品ウィンチェスター銃‘73の名銃が転々と人の手に渡り、それに関係する人間ドラマとアクションが展開していくロードムーヴィ型西部劇。 リン・マカダム(ジェームズ・スチュアート)は仇敵を追って、相棒のハイスペード(ミラード・ミッチェル)と射撃大会で賑わうダッジシティにやってきます。そこで、ダッチ・ヘンリー(スティーブン・マクナリー)と名を変えて大会に出場する仇敵を見つけ、リンも出場してヘンリーを決勝戦で破り優勝。しかし、ヘンリーに不意を襲われて賞品の“千に一挺”という名銃を奪われ逃げられ…
www.twellv.co.jp『ウィンチェスター銃'73』(1950)、『復讐の荒野』(1950)、『グレン・ミラー物語』(1953)などのアンソニー・マン監督による作品。 殺された弟の仇を討つため旅をする男ウィルが、ワイオミング州ララミーからの旅路の最中、牧場主アレックが牛耳る村を訪れたことから戦いへと身を投じていく事になる様が描かれます。 主人公ウィルを演じるのは名優ジェームズ・スチュアート。先に挙げた『ウィンチェスター銃'73』、『グレン・ミラー物語』でもアンソニー・マン監督とタッグを組んでいるだけに、彼の魅力が生かされたキャラクターに仕上がっています。(二人のタッグは8作目となり、今…
こんにちはakioです。 前回お話ししたジェームズ・スチュアート。この年代の他の俳優さんと同様に西部劇沢山出演しています。 結構な数を観たはずですが覚えているのは「ウィンチェスター銃`73」と「馬上の2人」「シャイアン」「リバティ・バランスを射った男」最後が「ラスト・シューティスト」かなぁ? 後期のジョン・フォード監督の映画にも良く出演していましたね。いちばん記憶に残っているのは「リバティ・バランスを射った男」です。 ジョン・フォード監督とジョン・ウェィンが組んだ最後の西部劇でジェームズ・スチュアートの役は新米弁護士でキャプラ監督の主人公の様に法による秩序を信じて疑わぬ青年で開業するため東部か…
デビューしたての端役でトニー・カーチスとロック・ハドソンが出ている映画『ウィンチェスター銃'73』(1950米)ってのがある。主役はライフル銃だけど、ジェームズ・ステュアート。 トニー・カーチス(アンソニー・カーチス)は騎兵隊の端役、ロック・ハドソンは若い酋長のインディアン役。二人ともちょこっと目についちゃう。二人ともちゃんとクレジットされてたな(^o^); ふぉーっふぉっふぉっふぉ(^o^;) 親父日記ランキング