「ウェールズの優しい巨人」 屈強な巨体に並外れた運動能力を備え、速さ、テクニックにも優れたセンターフォワード。生まれながらのポテンシャルを発揮し、50~60年代の英国やイタリアで活躍。多くのゴールを記録するなど抜群の実績を残し、ウェールズ史上に残る名選手と言われたのが、ジョン・チャールズ( John William Charles )だ。 センターバックからFWへ転向してその才能を開花。57年に移籍したユベントスでは、28ゴールを挙げていきなりの得点王。3度のスクデット獲得と2度のコパ・イアタリア優勝に貢献するなど、イタリアで成功を収めた数少ない英国人選手となった。また紳士的なプレーでサポータ…