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ウォーゲーム

(ゲーム)
うぉーげーむ

戦争をテーマとしたゲームの総称。ウォー・シミュレーションゲームとも呼ばれる。
ボードゲームあるいはコンピューターゲームの場合が一般的。

概要

「マップ」と呼ばれるゲーム盤面の上で、「ユニット」と呼ばれる戦力駒(兵器や軍勢などを表す)を動かし、目的を達成する事を競う。マップは「ヘクス」という六角形の升目や、「エリア」という範囲で区切られている事が多い。

テーマとなる戦いは、歴史上の戦いから、フィクション(アニメ・映画・小説、等)の中の戦い、ゲームオリジナルの設定など多岐にわたる。

取り扱う戦闘の規模により、以下の様に大別される。

  • 戦略級=一つの戦争の開始から終了まで、といった大戦略を扱う。
  • 作戦級=特定の軍事作戦についてを取り扱う。
  • 戦術級=戦車一両・飛行機一機といった単位での戦いを取り扱う。

歴史

1950年代にアメリカでボードゲームとして誕生し、やがてパソコンの発達と共にコンピューターゲームとしても遊ばれるようになった。
日本では1970年代末まではアメリカから輸入されたボードウォーゲームがプレイされていたが、1980年代初頭からは国内のボードゲームメーカーが参入し、1980年代前半には一種のブームとなった。しかし1980年代後半から人気は下降線を辿り、その結果殆どのメーカーは撤退したため、1990年代以降はボードウォーゲームは少数のマニアの趣味となった。
ボードウォーゲームの衰退後も、PC・ゲーム機のゲームとしては、一つのジャンルとして定着している。ボードゲームでは表現が困難な、リアルタイムに時間が進行し、両軍同時にユニットを動かせる「リアルタイムストラテジー(RTS)」というジャンルも派生している。

余談

  • 「ウォーゲーム」という言葉は、1980年代中頃まではホビーの名称として普通に使われていたが、一部から「戦争をゲームとして遊ぶとは不謹慎である」といった批判を受け、以後はメーカーはウォーゲームというを避け、「シミュレーションゲーム」という言い換えをするようになった。そのため以後は殆ど使われない。
  • ボードのウォーゲームでは、戦国時代を舞台とした天下統一のゲームなども「ウォーゲーム」として扱うが、コンピューターゲームでは普通「歴史シミュレーションゲーム」という別ジャンルとして扱う。
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