これを書いている三月上旬、 プーチン氏による許し難い 〝力による現状変更〟は、 激化の一途を辿っています。 世は21世紀であるというのに、 前世紀の遺物とも言うべき 社会主義時代の過ちを くり返しているのは驚きですね! しかしその一方で、 こんなにひどい状況のなかでも 〝確実に世界は 良い方向へと変化している〟 そう感じるのです。 たとえば西側諸国が、 軍事介入に踏み切らない点です。 たしかに過去をふり返れば 「なぜ?」という疑問はあります。 単純に自国における利害を計算した結果、 と言われればそれまでだし、 また、NATO加盟国でないから、 というのも言い訳に聞こえます。 しかしそれでも相手…