私が好きな本。 ただし、私は、もともと、歴史が好きなので、「誰が読んでも面白いか?」と問われると、回答には自信が無い。 駐ウクライナ大使を務めたこともある元外務官が書いているウクライナ史。2002年の本であり、独立後の記述はほぼ無い。 内容はウクライナの歴史を丁寧に書いてあり、好感が持てる。 「ネタバレは、あまり考えなくてよい」種類の本なので、以下内容に言及してみる。 後から確認できるようにメモ 最初に文献に現れる民族はキンメリア人 スキタイ(イラン系民族)がドニエプル川流域に住む。紀元前750年~700年頃 スキタイの胸飾りの写真が掲載されているが、造りの見事さに惚れ惚れする キエフ・ルーシ…