ウチナーグチとは琉球諸語のなかの一つで、他にも沖縄方言・沖縄語・琉球語など、呼ばれ方は様々あります。その対象は沖縄本島の言葉(本島内でも地域によって差異があります)。 ウチナーグチは「方言か独立した言語か」の論争があり、日本政府はウチナーグチを方言とみなしていますが、標準語との差異はイタリア語とフランス語くらい違うと例えられるほど、また、沖縄は日本本土とは違う歴史を歩んできたことから「日本語族に類する独立した言語」と考える学者もいるそうです。 ウチナーグチの祖語は日本本土の古語であり、その分岐点は約1,000年前(諸説あり)、それから独自に進化・発展した言葉です。 高齢化により話者数は年々減り…