ある東京のエンタメ施設で、凄惨な事件が起きました。詳細を追うほどに、なんとも言えない気持ちになります。ただ、その中で自分なりに引っかかったのは、「特別な人間が起こした事件なのか?」という点でした。 むしろ逆で、これは“誰にでもある心”が、極端な形で表に出てしまっただけなのではないかと感じています。 人は誰しも思春期にはウブな心を持っています。好きな人に振り向いてほしい。思い通りになってほしい。 拒絶されれば苦しいし、どうにかできないかと考える。これはごく自然な感情。生まれた時からすべてを受け流せるような、完成された人間などいないはずだから。 しかし、この“ウブさ”は方向を間違えると変質します。…