どのウマ娘にもスカウトを断られ続け、担当を持てずにいたトレーナーがパリピになる話。 新人でまだ業績が皆無なトレーナーはウマ娘たちから信用を得られず途方に暮れていた。 担当を持つのには経験が必要なのに、経験が無ければ担当を持てないとかいう矛盾。 そんなトレーナーに声をかけてくれたのが陽気なウマ娘のダイタクヘリオスだった。 だが彼女の人物像を知らないトレーナーは二つ返事をせず交際する中で性質を見極めていく。 そしてトレーナーはヘリオスに本当のレースを教えるためパリピ系DJテンアゲ走法を伝授するのだ! こうしてレースというものを知ったヘリオスはトレーナーとパリピ道を邁進していく。 ダイタクヘリオスの…
大自然の中で過ごしていたが故に無力さを感じていた少女が自己の存在証明をするべく風を目指す話。 ヤマニンゼファーは掴みどころが無く独自の語彙を操り周囲に馴染もうとしない不思議系。 だがホワホワした感じに反して強い意志を持ち身体を壊すほどの訓練を自己に課していた。 そんなヤマニンゼファーのリハビリに付き合いながら、彼女が風を目指す始原的理由を理解せよ! 自然の中で育った彼女は自然を愛しながらも自分がいかにちっぽけな存在かを痛感していたのだ。 それ故、影響を与えることのできる風に成りたいと願うようになるが、その風とはレース特有の物であった。 ヤマニンゼファーの走る動機を知り力に成りたいと思えばフラグ…
死を強く意識し忘れられる事を極度に恐れる少女が、それを克服すべく生きた証を残そうとする話。 アストンマーチャンは一見すると不思議系電波ガールでありマスコットになりたいとかのたまう。 だがそれは世界中の人に自分の事を忘れないで欲しいという願いの表象だったのである。 死に囚われるマーチャンと"海に流れ続ける"覚悟を示せばフラグは成立!思い出を刻むことになる。 マーチャンの最初の生きた証である「香り袋」は彼女をして"ムズムズ"させることになる。 人々に自分を忘れさせたくないと願ったマーチャンは鮮烈な想いをトレーナーに焼き付けていく。 ウマ娘がゼロ年代泣きゲーを彷彿とさせることは指摘されるが本作もアル…