マイルCSからJCへの連闘が話題となりバブル経済に湧く日本の社会現象となったオグリキャップ。 そんなオグリと対等になるため、彼女の敵役となりヒールに徹する覚悟を決めたスーパークリーク。 そんな二強対決と言われる中で地方競馬出身のイナリワンは自分の存在意義を見失い苦悩の中にいた。 思い悩むイナリを解放したのはミスターシービーであり彼女は走ることに理由などいらないことを示す。 また彼女のトレーナー檮原太郎は最新の理論を捨てイナリワンにあったトレーニングをする方針に転換。 こうして走ることはただただ楽しいものであることを思い出したイナリは覚醒しゾーンを発動し大逆転。 オグリは社会現象になったことでレ…
期待を背負い結果を出すことを求められ重責と苦悩を抱えるホーリックスがオグリに救済され存在証明する話。 ホーリックスはニュージーランドのウマ娘。最初はオグリに健康ランドの使い方を伝授する師匠として登場。 だがその実態は姉の代替品として扱われ南半球のウマが世界に通用することを示さねばならぬ辛い立場にいた。 その重責と苦悩によりホーリックスは嘔吐に苛まれ吐瀉物を撒き散らす日々であったがオグリの無邪気さに救われる。 イブンベイとホークスターによる超ハイペースなレース展開にホーリックスは3番手を堅持し最後の直線へ。 ラストは猛追するオグリと死闘を繰り広げることになるが、オグリを抑えてホーリックスが世界レ…
1989年におけるオグリキャップのマイルCS・JCの連闘問題を六平銀次郎の掘り下げにより描く話。 史実でオグリは1989年にマイルCSとJCを連闘することになり酷使との批判を浴びることになった。 当然ウマ娘でも非常識なので、どうオグリを連闘させるように描くのかが見所となっていた。 そこで取られたのがオグリの中央でのトレーナー六平銀次郎を悔恨から救済するという脚本だった。 ウマ娘の全盛期は短く、皆が皆走りたいときに走れるわけではないと強く出走を訴えるオグリキャップ。 そんなオグリの姿は六平銀次郎に捨ててしまったはずの理想を取り戻させずにはいられない。 若き頃根拠のない信頼により担当ウマ娘との関係…