2002年公開の「戦場のピアニスト」のリマスター版。カンヌ映画祭パルムドーム賞など数々の賞を受賞したした名作である。 実在のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの著書が原作。ナチスのホロコーストから逃れ、生き延びた実話による。 ショパンのノクターン20番が流れる映画ということは知ってはいたが、観たのは初めてだった。 ピアノを弾くシーンが多いのかなと期待していたのだけれど、それは最初と最後くらいで、シュピルマンがナチスの目を逃れて潜伏するシーンがほとんどだった。もっとも、潜伏しているので音は立てられない。仕方ない。 ピアノを弾いていた手の出演は、ポーランドのピアニスト、ヤノシュ・オレイニチャ…