MA)今日はナックの『ゲット・ザ・ナック』の話をしよう。ナックといえばもちろん、あれだよね。あの曲。 先生)もちろん、ナックといえばまず「マイ・シャローナ」だね。 1979年に発表された『ゲット・ザ・ナック』は、あの一曲の大ヒットによって一気に時代の前に出たアルバムだった。 「マイ・シャローナ」は、イントロのギターリフだけで勝負が決まるような曲だと思う。ビートルズ的なポップ感覚もあるし、パンク以後のタイトな勢いもある。古いロックンロールの形を使っているのに、1979年の空気の中では妙に新しく聴こえたんだよね。 ただ、ナックはその後の失速も早かったから、どうしても「一発屋」として語られがちだ。 …