最初は規定時間の3〜4倍。それでも、繰り返すことで本番で戦えるところまで来た。 届いた問題集を開き、タイマーをセットして画面に向かった日のことを、今でも鮮明に覚えている。 会社説明会で思い切って質問したおかげで、次の技量確認試験が「Webクリエイター能力認定試験」に準じた内容だと分かった。すぐにスタンダードとエキスパートの問題集を手に入れ、まずは上位級であるエキスパートの模擬問題から取り組むことにした。 仕様書を読み込み、指示通りにHTMLとCSSを組み上げていく。 しかし、時計の針が進むスピードと、僕の画面上の進捗は、あまりにも残酷な対比を描いていた。 規定時間は「110分」。 だが、僕がす…