週末は図書館から借りていた西村享さんの「孤独への道は愛で敷き詰めら れている」を手にしておりました。書き下ろしの155ページくらいですから、すぐに 読み終わりそうですが、まあ早く読めばいいというものでもないでしょう。 図書館から借りてきた夜に半分くらいはページを進めることができたのですが、 そのときには、最初のつかみは良しと記していました。それを起点にして、ぐいぐい と話のなかに引き込んでいくということになればありがたしですが、ちょっとよく なれば、話を壊してしまうところがあって、やっかいな作者であります。 つかみでよろしと思ったのは、次のくだり。 「会うのは初めてだったが、LINEのやり取り…