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エビリファイ

(サイエンス)
えびりふぁい

医薬品。抗精神病薬。メジャートランキライザーの一種。錠剤と散剤がある。
一般名:アリピプラゾール
2006年6月発売。
非定型抗精神病薬。
世界初のドパミンD2受容体パーシャルアゴニスト(ドパミン過剰状態では遮断薬として抑制的に働き、ドパミン枯渇状態では作動薬として働く)。
また、セロトニンに対しても、調整的に作用する。(セロトニン5-HT1A受容体パーシャルアゴニスト、セロトニン5-HT2A受容体アンタゴニスト)
現在は統合失調症に適応されているが、うつ病に対しても使用例あり。
cf. リスパダール、セロクエル、ルーラン、ジプレキサ、ロナセン

用法及び用量
通常、成人にはアリピプラゾールとして1日6〜12mgを開始用量、1日6〜24mg を維持用量とし、1回又は2回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は30mgを超えないこと。
(2007年8月改訂、同薬の添付文書より)

警告
1. 糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡等の死亡に至ることもある重大な副作用が発現するおそれがあるので、本剤投与中は高血糖の徴候・症状に注意すること。特に、糖尿病又はその既往歴もしくはその危険因子を有する患者には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ投与することとし、投与にあたっては、血糖値の測定等の観察を十分に行うこと。
2. 投与にあたっては、あらかじめ上記副作用が発現する場合があることを、患者及びその家族に十分に説明し、口渇、多飲、多尿、頻尿、多食、脱力感等の異常に注意し、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中断し、医師の診察を受けるよう、指導すること。
(「慎重投与4.」の項、「重要な基本的注意4.、5.」の項及び「副作用 重大な副作用 6.糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡」の項参照)
(2007年8月改訂、同薬の添付文書より)

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