トライスター版『ゴジラ』（1998年）、通称エメゴジへの不当な評価に対抗するべく同作の美点について考えてみた【前編】に続き、後編では、逆にエメゴジの「ここは残念だった」というポイントを指摘してみたいと思います。というのも、作品のいいところだけ見て「この映画はなんて素晴らしいんだ！」というのは、自国にとって都合の悪い事実には盲目的になったり、歴史改変したりするエセ愛国者のようで気持ちが悪いからです。 エメゴジをどれだけ擁護しようとも、「ここはどうなの…？」と思わず眉をひそめてしまう点があるのは否めません。特に問題だと思うのは終盤の展開です。つまり、200頭を超える腹ぺこベビーゴジラが跋扈するマジ…

ローランド・エメリッヒといえば『インデペンデンス・デイ』（1996年）とその悪名高き続編『インデペンデス・デイ：リサージェンス』（2016年）、『デイ・アフター・トゥモロー』（2004年）、『2012』（2009年）などの超絶ディザスター・ムービーが特に有名ですが、彼のフィルモグラフィーの中で忘れてはいけないのが、1998年公開の『ゴジラ』であります（エメリッヒは監督・脚本・エグゼクティブ・プロデューサーでクレジット）。 我らが怪獣王をトライスター・ピクチャーズがリメイクした、初のアメリカ資本によるゴジラ映画なわけですが、本作のゴジラはフランスがポリネシア海域でおこなった水爆実験の影響で生まれ…

●概要 ●海外勢984名 ●他俳優 ・「日本勢のリスト」へ ●概要 映画監督、脚本家、プロデューサー、俳優、その他スタッフといった映画人が選んだ・影響を受けた・好きな映画。 「国別」、未個別化「一覧」、それ以外「その他作家」、「映画評論家のベスト」 ※2022年12月21日追記：文字数制限のため「日本勢」リンク集独立

Amazon Prime Videoで独占配信中の映画である『ムーンフォール』。 『インデペンデンス・デイ』や『デイ・アフター・トゥモロー』などで有名なローランド・エメリッヒ監督の作品です。 ある日突然、月の軌道が変わって地球への衝突コースに入り……という話なのですが、とにかく設定がブッ飛んでるんです！ 観る人によってはB級っぽく感じられるかもしれない映画…なのですが、個人的にはSF映画として普通に面白くて好きなんですよね。 youtu.be eiga.com

https://www.twellv.co.jp/program/drama/godzilla-70th/1998年のローランド・エメリッヒ監督作『GODZILLA』以来16年ぶりにハリウッドが手掛けたゴジラ作品。監督は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)、『ザ・クリエイター/創造者』(2023)などを監督するギャレス・エドワーズ。 突如現れた怪獣"MUTO"と、それに相対するゴジラの戦いに巻き込まれる人類の戦いを描いています。 ハリウッドのゴジラに対するアプローチが見どころ。ハリウッドの持ち味でもある迫力満点の映像を見せつつ、日本の持ち味である巻き込まれる人々の奮闘を見…

道程 高村光太郎集 (古典名作文庫) 作者:高村光太郎 千歳出版 Amazon 9月5日の視聴 ・『世界の貨物列車 ヨーロッパ縦断編』 →欧州最大の貿易港、オランダ・ロッテルダム。 →語りは、ロッテルダムから南のシチリア方面へは早見沙織、ローマから北のオランダ・アルクマール方面は萩原聖人。 →オランダ・ロッテルダム港。80か国の貿易船が出入りする、ヨーロッパ最大の港。『コンテナ全部開けちゃいました』⇩でも使ってた重機がちらほら見えますな。 【2024年『6月6日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20240705/1720152852】 →機関…

★☆☆☆☆ あらすじ 別の惑星へとつながる門の解読をした考古学者は、軍隊の部隊と共に現地に赴く。 www.youtube.com テレビドラマの「スターゲイト」シリーズへとつながる最初の作品。121分。 スターゲイト SG-1 シーズン1 (SEASONSコンパクト・ボックス) [DVD] リチャード・ディーン・アンダーソン Amazon 感想 エジプトの古代遺跡で発見された輪を通り、別の惑星へ行った一行の物語だ。序盤の遺跡での輪の発見やその解読、そしてその輪をくぐって現地へと向かう過程にはワクワク感があった。だがそこからが良くない。 まずゲートから出た先のピラミッド内の様子がチープで萎える。…

『デイ・アフター・トゥモロー』(2004年・アメリカ) ＊＊＊＊＊ 原題：The Day After Tomorrow 監督：ローランド・エメリッヒ 出演：デニス・クエイド ジェイク・ギレンホール エミー・ロッサム イアン・ホルム セーラ・ウォード ダッシュ・ミホク ジェイ・O・サンダース オースティン・ニコルズ アージェイ・スミス タムリン・トミタ サーシャ・ロイズ ケネス・ウェルシュ グレン・プラマー ネスター・セラーノ ペリー・キング ケネス・モスコウ エイドリアン・レスター リチャード・マクミラン ヴラスタ・ヴラナ ラッセル・ユエン チャック・シャマータ フィリップ・ジャレット シーラ…

ぷらすです。 初日初回の上映で観てきました。 2019年公開で主演のホアキン・フェニックスがアカデミー賞を受賞した大ヒット作「ジョーカー」の続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』 日本に先立って公開された本国アメリカでは、あの「マダムウェブ」以下の低評価で大酷評を喰らっているそうで、日本でもすでに賛否両論の本作。 まだ公開されたばかりの作品ですが、作品の構成上どう書いても、前作・そして本作のネタバレを含んでしまうので、今後本作を見ようと思っている人は必ず先に映画を見てからこの感想を読んで下さい。 いいですね？ 注意しましたよ？ 画像出展元URL：http://eiga.com 概要 孤独な大道芸…

ローランド・エメリッヒ監督が手掛けた2013年公開の大作アクション映画「ホワイトハウス・ダウン」は、アメリカの心臓部であるホワイトハウスを舞台に繰り広げられる、スリリングかつスペクタクルな作品でした。

2023年 88分 アメリカ 監督:エイドリアン・アビラ 地球外生命体との闘い。 ★☆ 惑星探査機が持ち帰った資料の中に生命体がいた、というのが発端。この生命体、はじめは顕微鏡でやっと見えるぐらいの大きさだったのに、有機物を栄養にして異常なほどの速さで成長する。科学者の一人が資料の入ったガラス容器を割ってしまい、指の先の傷からの血液を栄養にして、ああ、どんどん大きくなるぞ。 「インデペンデンス・デイ」といえば1996年にローランド・エメリッヒ監督が大ヒットさせた作品。続編は20年後の2016年に同じエメリッヒ監督が撮っているが、こちらはそれほどの評判作にはならなかったようだ。 それにもかかわら…

皆さんこんにちは、きよさばです。 本日の地元の天気は曇り。 少し暑さが収まった気がしました。 さて、今日は母方の祖父のお墓参りに行きました。 幼少時代にお世話になりましたので、天国から見守ってくれている祖父に、 願っています。 そして、楽曲練習は復習して曖昧な状態を打破する事も、大切でしょう。 今回は日常面と音楽を中心にご紹介します。 それでは、始めましょう。 メタルギアソリッド2のオタコンイベントに感動 昨夜は2周目のメタルギアソリッド2を、プレイしていました。 現在は終盤に突入しています。 オタコンであるハル･エメリッヒの義妹エマが、亡くなってしまうイベントがあり、 その際の自分の失態を語…

せっかくアップデートがきたものの、特にひりつくようなバランスのルールがいまのところ思いついていない。 ので、今回は新キャラ紹介する感じのゆるーい内容でやってく。 新キャラを使って、なにかしらの勝利条件を満たした時点で終わり。 ついでなのでフリーモードで紹介することにする。

あくまで“個人的”には今年は映画館で観たい映画が少なくて・・・で、多少なりとも喜んで観に行ったのが「エイリアン・ロムルス」。シリーズ７作目にして、「エイリアン」と「エイリアン２」の間に位置する＜エピソード１．５＞！ ヒロイン：リプリーの出る「エイリアン５」が頓挫し、リドリー・スコットの前日譚４部作構想も２部で終了したので、もうないかなって・・・思ってたのに作られたまさかのスピンオフ。絶賛公開中につきネタバレしないように書きますが（最低でも「１」だけは観ておくように！）・・・「スター・ウォーズ」同様、「エイリアン」も続きが延々作られて、いい年こいても未だ観に行く事になるんだと、少年時代の自分に教…