主人公の風間真は親友の神埼に騙され、激戦真っ最中のアスラン国の外人部隊パイロットとして働かされる羽目になる。日本に戻るには生きて3年の任期を全うするか、莫大な違約金3億円を払うかしかない。そこで人殺しを重ねていく。 この作品の特徴は戦闘機の細かい描写ね。私はそんなに戦闘機が書き込まれていることに価値を感じないと思ったのだが、書き込まれているからこそ舞台設定や人間関係に安心して集中してゆくことが出来た。この異国情緒と戦場の臨場感がポイントね。 風間が配属されたエリア88と恋人が待つ日本を往復して話が進んでいく。恋人は社長令嬢で、神崎に会社をのっとられちゃうんだけど株券とかを売ったりして3億面を工…