エリスロポエチン(英語: erythropoietin; 略称: EPO) 赤血球の産生を促進する造血因子の一つ(ホルモンともサイトカインとも)。分子量は約34000、165個のアミノ酸から構成されている。血液中のエリスロポエチン濃度は、貧血、多血症などの鑑別診断に用いられる。腎性貧血の治療に主に使用されている。 また赤血球だけでなく、脳や心臓、腎臓、血管なども「エリスロポエチン」に感受性があり、心筋梗塞や脳梗塞時に起こる「虚血再灌流障害」を軽減する作用を持つことも多く報告されています1,2)。 1) Am J Nephrol.25(1):64-76,(2005) PMID:15746540 …