★★★★☆ 内容 脳の働きから見た運動の効用を説いた本。 感想 通常、脳と体は別物として考えがちだが、この本を読むとそうではなく、互いに作用しているということがよく分かる。人類は狩猟や木の実の採集、はたまた生命を脅かす危機から逃走するなど、何かしら体を動かしたあと、そこから学ぶことで進化してきた。そう考えると運動後に学習機能が高まるというのは大いに納得できる。 本書はストレスやうつ、ADHD、依存症などの精神疾患に対して、運動が効果的であることを、様々な実験データを示しながら具体的に紹介していく。確かに精神疾患によって体の動きが鈍くなったりすることがあるなら、逆に体を動かすことで精神疾患を治す…