本日の新聞新刊広告をみていましたら、「エリック・ホブズボーム」という 書名が目に入りました。もちろんこれは二十世紀を代表する歴史家についての 評伝ということになります。それにしても、ホブズボームの著作が読まれてい るとも思えないの、この上下二冊の評伝とは、どういう人が購入するのであり ましょう。 そのように記しながら、これが図書館に入ったらちょっと手にしてみたいと 思うことです。本日の広告には、この本の紹介として、次のようにありました。 「二十世紀を代表する大歴史家の生涯を、歴史学の泰斗が描いた圧巻の評伝。 青年時代の苦悩、共産党員を貫いた経緯から、出版の裏事情、女性関係まで、 エリックのすべ…