英語の"encounter"(遭遇する) を "encount + er" としたことから生じた和製英語。
コンピュータゲーム(特にコンピュータRPG)において、フィールド上において敵と遭遇することを言う。
フィールド上で敵を識別することができず、一定確率で敵と遭遇することを「ランダムエンカウント」といい、その際の敵との遭遇率を「エンカウント率」という。
他方、フィールド上で敵キャラクターのシンボルが見えており、プレイヤーキャラクターがそれに接触することで戦闘パートに移行する形式は「シンボルエンカウント」という。
一定確率で敵と遭遇する「ランダムエンカウント」に対して、「シンボルエンカウント」は敵と戦うかどうかの判断をプレイヤーに委ねているため、理不尽に戦闘を強制されるストレスから解放される。2000年代以降、ランダムエンカウントよりもシンボルエンカウントの方が総じて好まれる傾向にある。