水戸倫子先生が患者と父を看取るお話。終末期医療(つまり死)がテーマなので元気になる患者がいない(花子ちゃん除く)ので読めば読むほど疲れました。 登場人物は男女年齢問わず。 認知症のおばあさん 乳がんの知守綾子さん 筋ジストロフィーの天野保さん 老衰(多分望んでいないエンバーミングされてしまった)の古賀芙美江さん 心筋症・歩行障害の高尾花子(仮名)ちゃん 膵臓がんの権堂勲さん 脳梗塞の水戸慎一さん(倫子さんの父) 登場人物の名前がやたらリアルで生々しいな…と感じました。 看護師のコースケや亀ちゃん、ケイズ・キッチンのケイちゃんなど人間関係が良好なので羨ましい限り。登場人物同士のこじれた感じがない…