対馬海流のお陰で暖かいのだろう、壱岐対馬の森はシイなどの照葉樹が目立った。それは伊豆などに似た雰囲気だった。対馬の金田城(257m)にシイの実を踏んで上ると、眼下には絶景が広がっていたが、陸地は文字通り一面の山と森林で、素人の私の目にはスギなども結構見られた。 いくぶん本土とは植生が違うのだろうか、と思いつつ、歩行中に眼についた路傍の花をせこせことスナップショット。 ダンギク (シソ科) 私は初めて目にした。写真は対馬の金田城で見られたもの。島内ではふつうにみられるようだ。花は段々につくからダンギクというのだろう、だがシソ科でキクらしくはない。九州北部や対馬に多いとのこと。花の少なくなるこの季…