小説家、ゲームプランナー、ゲームシナリオライター。
1973年徳島県生まれ、大阪府在住。ゲームプランナー、シナリオライターとして、コンピュータゲーム開発に携わる。代表作は「トリノホシ 〜Aerial Planet〜」など。2012年『プロメテウスの晩餐』で第3回創元SF短編賞優秀賞を受賞。2014年、『筺底のエルピス』をガガガ文庫(小学館)にて刊行。
3話でマミるとはこのことか。トライガンスタンピードでは殺戮の限りが尽くされ街が丸々1個消滅した。 2話までは高いスペックを持つ青年男性が理想論を唱えてガンアクションで無双する姿が描かれていたが…。 主人公が1個体として持つ力など無力であり兄とその一派によって赤子の手をひねるかのようにあしらわれた。 街を救うために奮闘した主人公にかけられたのは冷淡に侮蔑する言葉であり、街から追放される。 単に明るくお気楽な主人公無双のガンアクションっぽい雰囲気を一掃させ、絶望感が漂った。 3話でマミるとはまさにこのこと。これまでの話と雰囲気が一転し絶望感が漂う 3話前半のボマー編はまだ穏やか?だった 単純な主人…
高い能力を持ちながら戦闘を忌避し博愛主義で皆を救おうとするが最後の最後で失敗する話。 前回襲撃者から村を救ったヴァッシュ・ザ・スタンピードだが、今度は村の住民たちから襲われる。 賞金首となっているヴァッシュを売って、村の生活の足しにしようとしたのである。 さらにその上、ヴァッシュを駆ろうとする科学者と改造人間の父子が襲撃をかけてくる。 ヴァッシュが村から逃げ去ると、科学者と改造人間は村を襲って略奪を働こうとする。 両者を助けたいヴァッシュは奮闘しハッピーエンドとなるが、そうは問屋が卸さない。 なんとロボットの蟲が現われて改造人間に取り着き、爆発させてしまうのであった。 博愛主義が貫けるかと思い…