Ottawa
カナダの首都。オタワという名前は、原住民の呼称「待ち合わせ場所」に由来する。
国会議事堂など、政府中枢機関が立ち並ぶ行政都市である。
オンタリオ州のオタワ(南側)と、オタワ川を隔てて向かい合うケベック州のハルの2つの都市からなるツインシティ。人口はオタワ、ハルの両市併せて90万人あまり。
もともとはオタワ川の水運を利用した木材産業の中心地。ケベックとオンタリオの境界にあるので、その頃からすでに現場では英語とフランス語の両方が飛び交っていたと言われる。
1855年に市に昇格。そのわずか2年後、1857年12月31日にヴィクトリア女王によって英領カナダ(今日のオンタリオとケベックを併せた領域)の主都と定められた*1。
*1:この決定プロセスは、伝説によれば(トロント市とケベック市の中間辺りを狙って)女王が地図に帽子止め(hatpin)を投げて、刺さった場所に一番近かったオタワが選ばれたのだとされている