「信じてはいけない」(平和博著、朝日新書)はアメリカのフェイクニュースの実情を知るのに有益でした。 イギリスの調査機関「ユーガブ」と「エコノミスト」が2016年にアメリカ大統領選に関連したフェイクニュースの調査をしたそうです。 「オバマ大統領はケニア生まれだ」→事実と考える人36%、事実でないと考える人64%。 「アメリカが見つけることはできなかったが、イラクに大量破壊兵器はあった」→事実と考える人53%、事実でないと考える人47%。 上の二つは完全な陰謀論なのですが、これほどまで事実と考えている人が多いようなのです。言うまでもなく、トランプ支持者に限ると、事実と考える人の率は跳ね上がります。…