【optimism】 ラテン語 optimum (最善)に由来。
1 「楽天主義」。物事のよい面に着目し、くよくよせず、よい結果を信じたり、期待して生きる性向、主義。 2 「楽天観」。「最善観」。ライプニッツの哲学で、この世界が可能な世界の中では最善のものであるという思想。 また、より一般的に、現実を肯定し、理想や善の最終的な実現を信じる思想的立場。
予定調和、ペシミズム(厭世観)
参考 ヴォルテール『カンディード』
カンディード 他五篇 (岩波文庫)
コロナ禍にもなり今のご時世、変化多く思うように行かないことが多いのですが 自らの行動する力を導き出し、自分の言葉で考えを表現するにはどんなことを 意識していくか? 変化への対応シリーズとは?を記事にしたいと思います。 この予測不可能な時期に立ち向かうにはどうしたら良いでしょうか?(4つの資本) ①自ら進むべき道を見つける力を身につける⏩Hope ②現実を受け止め行動を生み出す力。⏩エフィカシー ③困難に立ち向かう力⏩⏩レジリエンス ④前向きな力を出すための楽観的な考えを持つ⏩⏩オプティミズム この4つの資本も 将来に向けて身につけている力。これは日々蓄積していくことも可能であるので心のエクササ…
レムの初期の作品で、著者の意向でこれまで翻訳を許されなかったいわくつきの作品。 2段抜きで450ページにわたるかなりの大部で読むのに相当時間がかかった。 32世紀。人類は巨大宇宙船ゲア号でアルファ・ケンタウリを目指す片道10年の探査に出る。医師の父を持ちグリーンランドで育ち、マラソン選手として活躍しながらもいつしか宇宙を目指すようになった「私」はゲア号で旅立つが…といった物語。 レムとは思えない、どちらかというと「スタートレック」やエフレーモフの「アンドロメダ星雲」や「丑の刻」を思わせるオプティミズム溢れるSF。非常に興味深く面白かった。前半は「私」の前半生と出発に至るまでがかなり克明に描かれ…
おはようございます。 昨日の新規感染者は全国で4万2538人で、東京では全週同曜日から1550人増加し、46都道府県で前週を上回っています。先週より減ったのは茨城1県のみです。何ら行動制限のないGWなので当然予想されたところです。経済を回すためにGW中の行動制限を行なわなかったのは間違いではなかったと思いますが、次はどのような状況になればブレーキを掛けて、どのような制限を課すかということです。この点を明確にしておかなければなりません。この2年以上に及ぶコロナ禍で、明確な基準を設けて適切に対処したことはありません。そろそろ学習してください。 さて、今日は、otona×answerの「“クソどうで…
前日のプレイリスト ブログトップ(最新プレイリスト) 翌日のプレイリスト ランキングはニコニコ動画上の数値で計算しますが、動画はニコニコとYouTubeにアップします。ニコニコ動画アップ分はこちら☆集計対象 :2022/4/10~17 5時投稿の作品(4/17 5時集計)☆計算式:再生×1+コメント×10+(いいね!+マイリスト)×14 いいね+マイリストの倍率は日々変動します。(詳細はこちら)プレーヤーの再生ボタンを押すと動画のサビ付近から再生します。(一部例外もあります。)動画タイトルをクリックすると冒頭から再生します(レジューム再生有無に関わらず冒頭から再生します) 前日の第1位 sm4…
毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。(書評の内容については各誌をご覧ください。) 今週の書評本 ◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数タイトル 著者 出版社 税込価格 書評掲載回数(2回以上のもの) ◆週刊朝日「週刊図書館」: 4/22 号 6 冊 京都文学小景 物語の生まれた街角で 大石直紀 光文社文庫 748黛家の兄弟 砂原浩太朗 講談社 1,980 ④希望とは何か オプティミズムぬきで語る テリー・イーグルトン 岩波書店 3,300「トランプ信者」潜入一年 私の目の前で「民主主義」が死んだ 横田増生 小学館 2,200 ②肝臓のはなし 基礎知識から病への対処…
イマヌエル・カント 哲学哲学者教授 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 イマヌエル・カントImmanuel Kant イマヌエル・カントの肖像 生誕 1724年4月22日 プロイセン王国・ケーニヒスベルク 死没 1804年2月12日(79歳没) プロイセン王国・ケーニヒスベルク 時代 18世紀の哲学、19世紀の哲学 地域 西洋哲学 学派 カント主義Kantianismus、啓蒙思想(啓蒙時代の哲学) 研究分野 認識論、形而上学、倫理学、宇宙進化論 主な概念 超越論的観念論(超越論哲学)、物自体、批判哲学、アプリオリ、ヌーメノン、「あえて賢明であれ」、定言命法、仮言命…
もう5年以上まえ、まだ大学生だったころに書いた文章がみつかった。卒論の構想すら立っていなかったころだ。いま見返すと、あまりスマートではないし、よくないかたちで「批評」の影響を受けている——率直にいうと毒されている——感じが否めない(もちろん「批評」自体はよいものだ)。とはいえ、最低限ポイントを押さえているようには見えるし、扱っている小説もまあ珍しいものなので、ここに置いておくくらいならよいかと思った。あまりこのブログを見ているひともいないだろうから、いわば公の場に死蔵するといったところだろうか。 *** 空を飛んで旅をする、だって ! あいつは今、鷲をうらやましがっているんだ。でも、そんなこと…
仰々しいタイトルを付けたが、今日も書きたいものを書き散らすだけの回なのでご安心ください。そう言えば推しのコマンダンテが大宮セブンになりました。セブンに推しが2組で嬉しいです。こたつ記事の皮を被ったマーケティング記事も是非お読み下さい。 悔しいことに、紛う事なき名曲 パイソンズの"Always Look on the Bright Side of Life"は、悔しいことに、紛う事なき名曲である。東京五輪絡みの記事でも少し触れているが、五輪会場で本人が歌い始めれば会場中が大合唱となる、そんな曲だ。パイソンズは精力的に曲ネタを出していたけれど、この曲はスケッチの文脈を越えて、広く愛される名作だと思…
夜中の大きな地震があった。揺れが長く続いたように感じた。どうしても11年前の大震災の記憶が蘇ってしまう。大きな津波は発生しなかったようだ。ひとまず安心する。広範囲に停電がおき、また新幹線は脱線し、高速道路に亀裂が入ったという。大きな被害にならないことを祈るばかりである。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 昨夜が首相の記者会見があった。冒頭、ウクライナへのロシアの侵略についてふれ、「ロシアの今回の暴挙は、歴史に刻むべき非道な行為です。自由、人権、法の支配といった普遍的価値を守り抜くため、我が国は、断固としてこれを糾弾いたします。…
公共社会学(Publicsociology)…そんなのもあるのか。
・『「疑惑」は晴れようとも 松本サリン事件の犯人とされた私』河野義行・『彩花へ 「生きる力」をありがとう』山下京子・『彩花へ、ふたたび あなたがいてくれるから』山下京子・『生きぬく力 逆境と試練を乗り越えた勝利者たち』ジュリアス・シーガル・『夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録』ヴィクトール・E・フランクル:霜山徳爾訳・『それでも人生にイエスと言う』ヴィクトール・E・フランクル・『アウシュヴィッツは終わらない あるイタリア人生存者の考察』プリーモ・レーヴィ・『イタリア抵抗運動の遺書 1943.9.8-1945.4.25』P・マルヴェッツィ、G・ピレッリ編 ・究極のペシミスト・鹿野武一 ・詩は、「…
〈フリー・フェスティヴァルの思い出〉と〈白鳥の雛委員会〉 『世界を売った男』 『ジギー・スターダスト』 『アラジン・セイン』 『ダイアモンドの犬たち』 〈ヤング・アメリカンズ〉、フィリー・ソウル 『地球に落ちて来た男』 『ステイション・トゥ・ステイション』 「ロックンロールが本来の約束を果たしていないことは明白だ」 デヴィッド・ボウイ 無を歌った男 作者:田中 純 発売日: 2021/02/18 メディア: 単行本 〈フリー・フェスティヴァルの思い出〉と〈白鳥の雛委員会〉 〈フリー・フェスティヴァルの思い出〉のオプティミズムには、アーツ・ラボの活動にボウイが託したであろう夢や理想が投影されてい…
私は思いついたことを何でもノートに書き留める習慣がある。普段は書いてそれっきりなのだが、先日ふと思い立って2年ほど前のメモを読み返すと、「ロックは単純観念から複雑観念が原子が分子を構成するようにできていると言ったが、正確には単純観念からある程度雑に情報を切り捨ててまとめたものが複雑観念だと思う」と書いてあるのを見つけた。 この思いつきがロック理解として正確かは判断しかねるが(多分間違っている)、少なくともこのメモが意図するところには私にとって重要な見方が含まれている。それは、我々の生きる世界の具体性であり、そのどの一点をとっても比類なき唯一性を持っているということである。ここ最近このような考え…
釈尊の教説は、一切皆苦を基本原理とし、生命否定の思想と言われる。 しかし、日本の仏教界では、生命を肯定する言説が目立つ 仏教における生命、そして、世界の否定と肯定 その関係を整理してみた。 本稿の構成 1 問題の所在 2 原始仏教・上座仏教における生命及び世界に対する価値の否定 3 中国への伝播における生命観・世界観の変化 4 中国における仏教の生命観・世界観の変化の要因 5 (補論1)原始仏教・上座仏教における輪廻の理解 6 (補論2)仏教家が生命観・世界観の変化に触れない理由 (1)日本の伝統仏教の場合 (2)上座仏教(テーラワーダ)の場合 7 (補論3)原始仏教・上座仏教における不殺生戒…
ライプニッツは「モナドロジー 形而上学叙説」中央公論社2005年1月10日 の中で、すべての現象には理由があると書いた。これは「充足理由律」というものである。カントもこれは正しいと「純粋理性批判」に書いている。それはこういうことだ。 「現に生起する現象が一見いかに不可思議で理不尽に見えても、そう見えるのはわれわれの眼や思考が限られているからであって、すべての出来事はわれわれには知られえない無数の理由によって起こる。」(中島義道「後悔と自責の哲学」河出書房新社2006年4月30日からの引用) アウグスティヌス(古代キリスト教の神学者、哲学者、説教者、ラテン教父とよばれる一群の神学者たちの一人)は…