「ついカッとなって職場で怒鳴ってしまった」、「仕事や学校のイライラを、自宅に帰ってモノにあたったりしてしまう」。 「怒り」というのは、日常で私たちの判断を誤らせる原因にもなりますし、あらゆるトラブルのもとにもなります。 「怒り」がおこる理由は、怒りがこみ上げてくると、顔が紅潮したり、心臓の鼓動が早くなったり、体に変化が生じてきます。 これは神経伝達物質であるノルアドレナリンが分泌されることによって引き起こされるもので、ノルアドレナリンによる興奮状態が体内をめぐって落ち着くまでには6秒ほどかかるというのです。 ですので、怒りを鎮めるには、その6秒間を我慢することができれば、興奮状態を鎮静させるこ…