札幌〜網走間を運転する特急列車。途中の遠軽駅で進行方向が逆向きになる(スイッチバック)。
キハ183系気動車により運転されている。夜行運転の際には14系客車(B寝台車)を編成に挟みこんでいた。同じく札幌〜北見・網走間を運転する都市間バスがライバルとなっている。
かつて、石北本線には函館〜札幌〜網走間を直行する特急「おおとり」*1が「オホーツク」(当時は3往復)の他に一日1往復運転されていたが、青函トンネルが開業した1988年3月のダイヤ改正をもって廃止され、函館〜札幌間の特急「北斗」と「オホーツク」に系統分割された。
さらに1992年3月のダイヤ改正で、これまで札幌〜網走間を運転していた夜行急行「大雪」が特急に格上げ・気動車化されて「オホーツク」となり、一日5往復体制が長く続いていたが、夜行1往復は2006年3月18日のJRグループダイヤ改正をもって、冬季流氷シーズン限定の季節列車扱いに格下げされ、後に設定自体が廃止された。
2017年3月のJR北海道ダイヤ改正をもって現行4往復のうち2往復が旭川〜網走間に短縮され、「大雪」に改称される。