レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「あるいは裏切りという名の犬」(2005)です。 パリ警視庁BRI(捜査介入部)主任警視ヴリンクス(ダニエル・オートゥイユ)とBRB主任警視クランの悩みの種は、最近多発している重武装強盗団の暗躍だった。数件に上る強盗事件で被害額200万ユーロ、死者9名と言う有様だった。そんな時、情報屋シリアンが週末外泊制度(こんな制度があるとは知りませんでした)を利用して刑務所から出て来て、ヴリンクス警視に会いたいと言ってくる。 ヴリンクス警視はシリアンと会い指定された場所で車を止めると、後ろに停車したメルセデスに向かって拳銃で撃…