ポルノ文学のプリンス、性革命のレーニンなどと呼ばれ、1950年代のパリで世界的に名を馳せた破天荒な出版者、モーリス・ジロディアスが主催した、伝説の出版社。 父の死をきっかけに20歳(1939年)で出版業をひきついだジロディアスは、ポルノ作品を多く出版するかたわら、英米では出版できなかった“呪われた作家”たち(ベケット、ミラー、ジュネ、バロウズ、『O嬢の物語』等)を、パリで発禁を恐れずに世に出した。