岩波文庫156ページ「承当に罣礙あるがゆゑに、承当に脱落(とつらく)あるのみなり。」 日常生活を生きていくのには当然に色々な困難、嫌なこと、つらいことがある、しかしだからこそ自由であるのだ。 よく電車の中で、楽に生きられる、とか成功する、とか安心を得られるなんて広告を見かける。政治家も「安心して生活ができる社会を作る」なんて、ほんとに思ってるのか疑わしいけど演説している、新聞なども生活困窮者を救えとか威張ってる。 しかし、現実に生きることが楽な訳がない。生きるというのは一瞬一瞬が生死の分かれ目だと私は思う。毎日が平穏で幸せなんていう夢を見ちゃいけないとは言わないけど、そんなことは絶対にありえな…