「日本殱滅 - 日本本土侵攻作戦の全貌」トーマス・アレン、ノーマン・ポーマー <所感> 副題が全て。 大東亜戦争こと先の大戦では開戦当初からアメリカは日本本土進攻を計画していた。 (南九州上陸はオリンピック作戦、関東上陸はコロネット作戦と呼ばれた) そして何よりも2つの原子爆弾の投下理由として「早期に戦争させて被害者を最小限にするという」名目だったと正当化しているのが本書。 ザ・加害者の論理。 そもそも原爆は2発も必要だったのか。 原爆投下前の同年3月の東京大空襲では犠牲者10万人。 加害者の論理にはつっこみどころが満載である。 ただし、アメリカが開戦当初から本土上陸までを想定していたこと、ス…