★★★★☆ あらすじ 第二次世界大戦末期、敗戦間近のベルリンでヒトラーの秘書官に採用された女性は、ヒトラーと側近たちの最期の日々を目撃することになる。 www.youtube.com 感想 敵がベルリンまで迫り、窮地に陥ったヒトラーの最期の12日間が描かれる。もう打つ手はないと頭では分かっているのに、挽回するチャンスはまだあるはずだと希望的観測にすがろうとするヒトラーの姿には人間味があった。彼は怪物のようなイメージがあるが、普段はとても紳士的で、色々と間違えてしまっただけの普通のおじさんだった。敗戦になれば彼には悲惨な未来しかないことが明白なので、絶対に負けを受け入れたくない気持ちはよく分かる…