法律は必ずしも正しいものではない。それは、政府が見て見ぬふりをした、この映画が描いた実話が物語っている。居場所のない子供たちの居場所をつくろうとした彼らを突き動かしたものはなにか。根拠のない「なんとかする」が、とてつもなく心強く響いた。 【公式】『スペシャルズ! ~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話~』/9/11(金)公開/本予告 - YouTube
人間のどうしようもないところ、おろかさや、くだらなさや、バカバカしさを、慈しむような眼差しで撮りあげると、きっとこんなコメディになる。パリで同時多発テロが発生し、人々に不安や悲しみが広がったときに「お祭り騒ぎのように、笑えて、ただ楽しめることを皆が必要としている」と感じて撮った、監督の言葉、そのままの映画だった。 映画『セラヴィ!/C'est la vie!』公式サイト