2004年4月、九州のサーキット・オートポリスで全日本ロードレース選手権GP250クラスに参戦。 しかし、このコースを走るのは初めて。しかもぶっつけ本番での挑戦だった。 オートポリスといえば、九州にある標高の高いテクニカルコース。 高低差が激しく、ブラインドコーナーも多い。 「ここを、いきなりレースウィークで攻略しろって…?」 今思えば無謀だった…。 でも、当時の自分は「やるしかない」と挑んだ。 コースを歩いての衝撃…「さっぱり覚えられない」 練習日の夕方、コースを歩く。 実際に走る前に、ラインやブレーキングポイントのイメージを掴もうと思った。 …が、ダメだった。 長いコース、アップダウンの激…