水冷エンジンで、クーラントやエンジンが適性温度よりも低すぎる状態。
エンジンでの発火が正常に行われなくなるため、走行中にエンストを起こしたりする。
サーモスタットの故障によってラジエータファンが廻りっぱなしになることで起きる他、外気温が極端に低い場合にも起こる(これは空冷エンジンでもまれに起こる)。
一時的な措置として、ラジエータ前の外気取り込み口を段ボールや雪などをで塞ぐことで、強制的にラジエータの冷却能力を落として温度を上げる方法がある。
また輸入車の一部では、吸気系の配管が日本の気候向けになっておらず*1、常にオーバークール状態になる様なものもある。この場合は、吸気系エアダクトを保温材で覆うことで対処することになる。
関連語:オーバーヒート
*1:エンジン内に入った外気によってダクトが冷やされて吸気系の温度があがらない