大晦日には紅白歌合戦を観た。ここ数年、観ている。 高校生になったら夜中に友達と外を歩きたい。大晦日は、ほっつき歩くための最高の理由ができる。だから、夕方から出かけて行って、須磨の海岸で初日の出を見るため、歩いて浜まで行った。お金がなくて、暇だけがあるからできたようなことだ。それは四十年も前の話である。 寝てた!えーちゃん、終わった? そのような昭和の時代から時は進み、私も歳を取った。ルーティンを好むようにもなった。そして、年越しの行事の一つとして、紅白歌合戦を観るようになった。 男性グループも女性グループも、誰が誰だかさっぱりわからない。「おニャン子クラブが全員同じに見える」というような爺さん…