1992年9月14日に任天堂から発売されたゲームボーイ用ソフト。
ジャンルはアクションRPG(またはアドベンチャーゲーム)。
一見ゼルダの伝説風だが、戦闘は自動で行われる。
ゲームボーイ初期の頃の作品ではあるが、時折挟まれるブラックジョークやゲームシステムなどから、ひそかなファンは結構いる。
タイトルの由来は、アーネスト・ヘミングウェイの小説「誰がために鐘は鳴る」から。
2012年9月5日、3DSにおいてバーチャルコンソールでリリースされる。*1
ストーリー
むかしむかしあるところにカスタード王国とサブレ王国という、
仲のよいふたつの国がありました。
そして、それぞれの国には同じ年頃の王子サマがおりました。カスタード王国のリチャードは、ちょっぴりおシャレでクールな王子サマ。
サブレ王国の王子は単細胞で熱血漢、情にはもろいお金持ちのおぼっちゃま。
ふたりは良きライバルでしたが、剣術の試合だけは
なぜかリチャードに勝てないサブレ王子でした。そんなある日、ふたりのもとに大変なニュースが届きました。
絶世の美女とうわさの高い「ティラミス姫」の治めるミルフィーユ王国が、
悪の大魔王デラーリン率いる「ゲロニアン軍団」に占領されてしまったのです。さあ大変!ふたりは姫を助けるため、ミルフィーユ王国に向けて旅立つのでした。