1970年代の怪談ブームから現在まで語り継がれる都市伝説「カシマさん」。 「話を聞いた者の前に3日以内に現れる」「身体の一部を奪われる」「正しい呪文を知っていれば助かる」――。 この怪談は、単なる学校の怖い話ではなく、後の都市伝説に多く見られる「感染性」「致命性」「救済措置」という要素を早い段階で備えた、日本の都市伝説史において重要な存在でもある。 一方で、カシマさんには「カシマレイコ」「カシマさま」「仮死魔霊子」「鹿島大明神」など複数の呼び名が存在し、その正体や由来についてもさまざまな説が語られてきた。 終戦直後の悲惨な事件をもとにした怨霊説、口裂け女との関係、下半身を失った怪異「テケテケ」…