カタカムナ文献、カタカムナ文明、或いは其れを書くカタカムナ文字の事。
正式名、『カタカムナのウタヒ(片神名ノ歌)』
数万年前の日本に住んでいる先住民・アシヤ族が築いたカタカムナ文明の科学原理を歌の形で伝えたとされる科学主体の「科学書」で、普通歴史主体の古史古伝(超古代史)と一線を画す。
昭和24年初、電気物理学者・楢崎皐月(ならざきこうげつ)大地が大地電気測定という研究目的のため、カタカムナ神社の宮司・平十字から「カタカムナ神の御神体」という「○」と「十」からなる不可解な図象文字が渦巻状に並んだ巻物を提出した。楢崎皐月はかつて満州にあった時、道教の先生・蘆有三からアシヤ族とその言語について聞かされ、興味を持って書写を乞い許されたという。
『カタカムナのウタヒ』の記録によって、アシヤ族は「ミトロカエシ」という原子転換技術を持ち、無機物から生物を自然発生させ、火を用いず湯を沸かす特殊な金属を精錬した事ができるという。
また、平安時代の陰陽師・蘆屋道満や古代製鉄民族の存在と関わるという。
当然、普通は偽書視される。
カタカムナ図象文字、上津文字、化美津文字とも。
神代文字の一つ、「○」と「十」の幾何図形によって組成される図像文字。