善悪の価値判断を排して戦争と富について考えてみる。ウクライナの戦争について主要メディアは、反ロシア、反プーチン一色になっている。もちろん一部では、ロシアは共産主義勢力に押されて耐えきれなくなり、戦争に追い込まれたという説もあるし、プーチンは共産主義勢力と結託して、軍需産業でひと儲けしようと企てているという説もある。しかし、どの説を取ったとしても、戦争で富を蓄積できる人たちがいるのは事実である。 ここで共産主義勢力というと、昔のソ連を思い出す人が多いので混乱するが、この共産主義は、いわゆる新保守主義義勢力のことであり、いわゆるネオコン(Neoconservatism)のことになる。文字にすると「…