文化財との付き合い方が変わる 11月5日。8月7日に開始された国立科学博物館のクラウドファウンディングが終了した。当初の目標は3ヵ月掛けて1億円を集るというものだったが、一日で目標を超え、結果的には56000件以上の支援者から9億円以上(915,915,000円)の支援金が集まった。 安堵と喜びと責任の重さ。カハクにとっては思いもよらない奇貨になったことは確実だ。 そんな結果を知って “カハクの奇跡に続け” とばかりに資金難に陥っていた博物館や寺院、公的施設などがクラファンに名乗り出ているのもうなずける。 まだ数件のようだが、もっと多くの “貧乏博物館” が名乗りを上げるのではと想像している。…