ラサ(拉薩( Lhasa ))という街の名前を聞いた時に、我々外国人が思い浮かべるのはポタラ宮だと思うが、ラサを目指すチベタン(チベット人)の巡礼者にとっての最大の目的はジョカン(トゥルナン寺)(大昭寺)巡礼だ。 7世紀半ば(吐藩国の時代)に、ソンツェン・ガンポ王(581?~649(650))の妃文成公主(623頃~680)により創建されたこの寺院は、遠い昔から信仰の対象として多くの参拝客で賑わった。2000年に世界遺産に登録されている。 屋上からは、ポタラ宮や周りの山々も一望出来た。 (写真はジョカン前広場。奥に見えるのがジョカン) 当時ジョカンに入るには、二つの方法があった。(1)正規入場…