空っぽのオーケストラ
最初にテレビ放送でオーケストラなしで歌手に歌わせる場合に、その歌手のレコードを歌手に聞かせながら自分の歌に合わせて歌わせていたのが、歌手自身が歌い方を少し変えてコンサートで歌い慣れてしまうためにテレビの唄番組を見ると歌手の口と唄がチグハグで合わない。
それで仕方なく演奏だけを録音し直し、放送の時にはカラオケテープに合わせて歌手に歌わせるようになった。
テレビでバンドが映らない歌番組はカラオケです。
放送の業界用語で 空のオーケストラを【カラオケ】と短く呼称した。
この放送のプロ歌手の真似を素人にやらせたら大ヒットしたということです。
カラ・オーケストラの略。
オーケストラボックスに人がいなくても、歌い手に伴奏を提供できる装置。
初期は、8トラックの磁気テープと歌詞カードの組み合わせであった。
歌詞のテロップを表示してワイプするモニター付きの譜面台の発明によって、大衆化した。
現在はネットなどを経由してオンデマンドでデータを転送する通信カラオケが主流である。
日本語発祥の単語がそのまま世界で通用する(海外でも「Karaoke」で通じる)数少ない例の一つ。
2010年、業界1位の第一興商と2位のエクシングによる複占時代に突入した。
※以下の業務用メーカーは撤退している。