色を生活に取り入れることで心と体を癒す療法。日本語では「色彩治癒法」、「色彩療法」。
世界に20を超える手法が存在し、絵を描きその色や絵の内容から精神状態を読みとるものや、色の付いたパッチを身体のツボにはるもの、色のイメージを呼吸とともに吸い込むもの、色の付いた光を浴びるものなどがある。
近年、一般的に知られているのは、上下2層に分かれた104本のカラーボトルの中から直感で4本を選び、それをもとに自分の性格、心理状態、才能、未来の可能性などを知る「オーラソーマ方式」と呼ばれる手法である。
起源は数千年前の古代文明までさかのぼり、1970年代以降、心理学先進国のアメリカで再び注目されるようになった。刑務所の無機質な壁をピンク色に塗り替えたら囚人がおとなしくなった等、様々な症例があり、色が人間の心理に影響を与えることが科学的に証明されている。