カール・オルフ作曲の世俗カンタータ。1937年初演。 歌詞はオルフが偶然見つけた中世のラテン語歌集。(一部ドイツ語) オーケストラと合唱がメイン。 これにソプラノ・テノール・バリトンのソロ曲、児童合唱が加わる。 全25曲。それぞれが劇の一場面のような曲想を持つ。 分類すると 「おお、運命の女神よ」 第1部「春に」 第2部「酒場にて」 第3部「求愛」 「ブランチフロールとヘレナ」 「おお、運命の女神よ」 となる。
-- ご挨拶 -- 初めてこのブログをご覧になる方へ このブログは、ちょっとした「読み物」(essay)です。お時間がある方、または、後からお時間ができそうな方 (は、後からぜひ)どうぞ、ご覧ください♪ -- written by なりさらり -- ----- ♪♪♪ 去年の今日のなりさらり♪♪♪ 2023年月5月27日 (まずは、過去記事 ぜひどうぞ) ---今日の記事は ここから!--- エッセイストのなりさらりです。 昨年4月にKバレエアンバサダーに登録して以来、Kバレエ公演は皆勤賞(#^.^#)v 3,4,5,6月とバレエ公演が続いています。今回は、カルミナ・ブラーナ。2年前に映像配信…
2024年3月10日 東京フィルハーモニー交響楽団 オーチャードホール指揮 アンドレア・バッティストーニ合唱 新国立劇場合唱団、世田谷ジュニア合唱団ヴィットリアーナ・アミーチス(ソプラノ)、彌勒忠史(カウンターテナー)、ミケーレ・パッティ(バリトン)レスピーギ リュートのための古風な舞曲とアリア 第2組曲オルフ カルミナ・ブラーナ バッティストーニ指揮によるカルミナを聴くのは、2度目である。1度目は、2018年3月。新宿文化センターと同センター合唱団の主催による演奏会だった。オーケストラはもちろん東京フィル。カウンターテナーの彌勒さんは、この時も出演していた。 「カルミナをバッティの指揮で是非…
-- ご挨拶 -- 初めてこのブログをご覧になる方へ このブログは、ちょっとした「読み物」(essay)です。お時間がある方、または、後からお時間ができそうな方 (は、後からぜひ)どうぞ、ご覧ください♪ -- written by なりさらり -- ----- ♪♪♪ 去年の今日のなりさらり♪♪♪ 2023年月1月28日 (まずは、過去記事 ぜひどうぞ) ---今日の記事は ここから!--- ブログエッセイストのなりさらりです。Kバレエのアンバサダーに登録をしています。 チケットの先行発売があるので、お知らせ♪ --- Bunkamura 公式サイトより --- www.bunkamura.c…
細君と二人ザルツブルクを旅行した。オーストリア・アルプスが近くに見える。憧れの街だった。明るい陽光でも湿気はない、それは典型的な中部ヨーロッパの夏だった。 旅の目的はもちろん「ザルツブルク音楽祭」。100年以上の歴史を誇る世界最大の音楽祭だろう。 今年のプログラムの目玉はカール・ベームが振るモーツァルトの「フィガロの結婚」。彼の自家薬籠中のオペラだ。フィガロとスザンナにはヘルマン・プライとルチア・ポップが配役されているという贅沢さ。素晴らしい歌世界が絵巻物として、古い街に流れる夏の日。町中は音楽に満たされる。憧れのベームの生の指揮棒に触れるのは初めてだった。 しかし何故か、近代的なオーケストラ…
4月になると,オルフの《カルミナ・ブラーナ》が聴きたくなるのである。 定盤は,小澤征爾さんが1988年6月25日と26日にベルリン・フィルと録音したフィリップス盤(現在は,デッカ)。晋友会合唱団が日本から参加し,ソリストにエディタ・グルベローヴァ(ソプラノ),ジョン・エイラー(テノール),トーマス・ハンプソン(バリトン)という超豪華盤。 当時はもっぱら晋友会合唱団の参加が話題となったように思うが,小澤さんの指揮とベルリン・フィルの演奏が圧倒的だ。これほどのパワーに溢れた演奏は,ほかに聴いたことがない。テンポを上げて加速するところが何箇所かあるが,そういう所でのテンポ感(総じて,ほかの演奏より速…
「プログレの小匣」シリーズの第2弾。(前に上げたのと順番は前後するけど) 小匣シリーズは、例えば、最初に投稿した『プログレの小匣Part4』だと「小匣#4」のように表記しているが、これで「ナンバーフォー」ではなく、何故か「パートフォー」と読ませるようになっている。(でも、「ナンバーフォー」でもいいです) 曲名 プログレの小匣Part2 作者 こぢゃ 録音時期 1988年 録音機材 Fostex X-18 使用楽器 Gt:IさんのストラトBa:FERNANDES FRB-75Dr:YAMAHA RX15Kb:KORG POLY800IIOther:AKAI S612 , YAMAHA FB-01…
よろコンです。 今回は11月、瀬戸内紀行から帰ってきてからのクラシックコンサートです。 またまたスカイツリーとセットです。最後までお付き合いいただけますと幸いです。 【11/13(土) 晴れ】 ・まずはランチ 喜多方ラーメン 坂内 ・満腹になったら、てくてくと 大横川親水公園 ・たばこと塩の博物館 杉浦非水展 ・たば塩からのスカイツリー 駒形橋 ・いよいよコンサート ・まずはランチ 今日のコンサートホールはサントリーホール@溜池山王(または虎ノ門) では、なぜ錦糸町・・・ と言ってる間に錦糸町到着!お昼、なに食べるかなぁ・・・ 音楽にふさわしいアート へ音記号のオブジェなら、スカイツリーはト音…
2021年11月14日 東京交響楽団 ミューザ川崎シンフォニーホール指揮 クシシュトフ・ウルバンスキ合唱 新国立劇場合唱団、東京少年少女合唱隊弓新(ヴァイオリン)、盛田麻央(ソプラノ)、彌勒忠史(カウンターテノール)、町英和(バリトン)シマノフスキ ヴァイオリン協奏曲第1番オルフ カルミナ・ブラーナ ウルバンスキが東響を振ったのを私が初めて聴いたのは、2011年6月。シマノフスキのヴァイオリン協奏曲第2番(ソロ:諏訪内晶子)、メインがショスタコーヴィチ交響曲第10番というプログラムだった。 今でも覚えている。実に鮮烈な演奏だった。「あれからもう10年も経ったのか・・・」何だか感慨深い。 彼が東…
皆様、カール・オルフ様ってご存知ですか? 知らんぞなもし💦と思われてた方、知らんとは言わせませんわ🌟 オルフ様のカルミナ・ブラーナ 「おお運命よ 移ろう月の如く🌔」 おそらくどこかで聞かれたことがあるはず✨ ぜひこちらをお聞きくださいませ(。・ω・。) ⬇︎オルフ「カルミナ・ブラーナ 」おお運命の女神よ💠でございます しょっぱなドンドンドンのティンパニーの音、 えらい深刻そうなコーラス隊、だんだんヤバイじゃんと不安になります💦 ドワッシャーン💥グワッシャーン💥 ジャカジャジャカジャカジャーーーーーン💥 ラストは無駄に軽快に💞 パッパパッパリラリー🌟⤴️💖 なぜか、この曲が流れるのは必ずやばい時…
《目次 -contents-》2021年 今日は、観るバレエの話です。(balletのカテゴリーでは、踊るバレエと観るバレエのことを書いています(*^_^*)) 〜 Bunkamura 公式サイト 〜 www.bunkamura.co.jp 動画配信、今日までです。 前回過去記事で書いた、熊川さんのこと ↓↓ www.nari-sarari.info このNHKの番組に出演の時にも、熊川さんが熱く語っていた「カルミナ・ブラーナ」の動画配信のこと。 〜 k-ballet 公式サイト 「カルミナ・ブラーナ」ご紹介 〜 www.k-ballet.co.jp 〜〜 感動しながら見ました。ここからは、熊…
東京ユヴェントス・フィルハーモニー第27回定期演奏会 【日時】2025.1.4(土) 18:30〜 【会場】ミューザ川崎シンフォニーホール 【管弦楽】東京ユヴェントス・フィルハーモニ <Profile> 大学生、若い社会人を中心に結成されたアマチュアオーケストラ。音楽監督は坂入健司郎。世界初演・日本初演を多数手がけ、故イェルク・デームス氏や舘野泉氏など名だたる演奏家をソリストに迎えるなど独自の演奏会を企画し、各方面から好評を博している。 2015年よりベートーヴェン交響曲チクルスを開始。CDを『altus』よりリリース。 【指揮】坂入健司郎 〈Profile〉 指揮法を井上道義、小林研一郎、三…
2024年もあと少しですね。 音楽会でも色々なニュースがありました。大きなショックはやはり日本のマエストロ、小澤征爾がお亡くなりになったことでしょうか。その小澤征爾さんがタクトをとったジルヴェスターコンサートが1989年。そう、カラヤンが亡くなられた年です。曲目はカール・オルフの世俗的カンタータ「カルミナ・ブラーナ」でした。この「カルミナ・ブラーナ」は大変好評でしたね。もう30年以上も前ですから当然と言えば当然なのですが、小澤さんがパワフルにこのカンタータ指揮する姿を観ることができます。当時はビデオにとって何度も観ていました。私にとっての「カルミナ・ブラーナ」はこの小澤&ベルリン・フィルの演奏…
映画のなかのクラシック音楽の素晴らしいリスト! たくさんの「映画音楽」や「映画の中のクラシック」の レコードやCDもありました 今の時代ならば YouTubeもありますね そんな中で圧倒的な量!ということで 「映画の中のクラシック CD全12巻」から このリストをお借りします 素晴らしい選曲ですよね 圧巻です 感謝です 1 アメリカ映画集 愛情物語 夜想曲 第2番(ショパン)旅愁 24の前奏曲 第13番(ショパン)昼下りの情事 交響曲 第88番「V字」/第2楽章(ハイドン)哀愁 バレエ音楽『白鳥の湖』/四羽の白鳥の踊り(チャイコフスキー)エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事 歌劇『ファウスト…
ということで,「印象派以降」に続いてというかそれから遡るかたちでこの「西洋音楽の歴史」を読んだ。ようやく読み終えた。 思い違いかもしれないけれど,「印象派以降」よりもこの「西洋音楽の歴史」の方が,柴田南雄な想いというか感情というか好みというか,そんなものが強く感じられた。それもあって,バロックとかさらに昔のルネサンスとかさらにそれ以前の音楽についてとかも,興味深く読むことができた。 いろいろ面白かったんだけど,国の話でいえば,イタリアはある時期までは音楽界をリードしていたがそのあとずっと低迷しているとか,イギリスは自ら新しいことを生み出すわけではなく大陸で流行ったもの・試されたものを取り入れて…
「土曜散策」2024.12.07By SeimeiWada (pho;三十三間堂「不退転」) ▲命題1 イデアそのものをイデアから現象したものと区別することである。 ▲命題2 意志の客観化の過程にある本質的なものだけがイデアを構成する。 ▲命題3 イデアの展開とは個体の認識様式のなかにあるだけであり、個体にとって実在性を有するに過ぎない。 ▲考察 イデアに属さず現象にのみ属しているもの、人類の歴史、時代の変遷。こういうものはイデアの現象の偶然的な形式であるにすぎない。 世界史という劇において意図と運命を等しくする同一人物が常に登場する。出来事の本質は同一である。 まるで曲カルミナ・ブラーナの始…
ベルリン・フィルのデジタル・コンサートホールにテレモンディアルの映像が登場した。カラヤンとの1988年のジルヴェスターコンサートで,キーシンがチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を弾いた伝説的なコンサートのライヴ映像である。カラヤン最晩年の演奏会なので,ほかにプロコフィエフの古典交響曲が演奏されただけで,演奏時間が短いという批判もあったと聴く。しかし,どちらも素晴らしい演奏で,カラヤンの映像作品として最後のものあるばかりでなく,ベルリンでの最後の演奏会でもあった。 当時は非常に高価なレーザーディスクを買わないと,なかなかこの演奏会を始めとしたカラヤンの映像に接することはできず,NHKのBSで放…
柴田南雄はもちろん最近『音楽史と音楽論』を(ようやく)読んで興味を持ったからなんだけど,なんで「印象派以降」を読もうと思ったんだっけな。とにもかくにも,こっちの方が圧倒的に面白い。文章量はやっぱり多い方が面白い。ドビュッシー以降の〈純音楽〉――柴田がこういう用語を使っていたからそれに倣おうと思うんだけど――の世界がだいぶ分かったといういか,自分が今までだいぶ分かっていなかったということがよく分かった。柴田にいわせればこの期間の三巨塔はドビュッシー、シェーンベルク、ストラヴィンスキー。それ以外の作曲家と作品についてもだいぶ名前が知れて良かった;パーカッショニズムあたりの作家・作品が特に面白いなと…
内部中学校吹奏楽部演奏会(内部地区文化祭)、今年も聴きに行きました。 まずはお礼を申し上げます。部長さんのお手紙が、もし、当ブログへの手紙でありましたら、大変恐縮なことです。丁寧なお手紙、本当にありがとうございました。皆様の演奏にはいつも元気をもらっています。これからも、内部中学校吹奏楽部の活躍をお祈りしております。 今年も体育館内は満席&立ち見あり。激込みでした。第一部は昨年と同じ曲を4曲、それからアメリカン・ウェイ・マーチ。全て吹奏楽オリジナル曲です。一曲目イントラーダの第一音から、レベルの高さがはっきりと伝わってくる演奏でした。さすが、東海大会金賞を獲っただけのことはある。スウェアリンジ…
先日も書いた話だが、BBCミュージックマガジンがオール・タイム・指揮者ベストを発表した。 現役の指揮者100人に、3人ずつ好きな指揮者をチョイスしてもらい、集計結果をランキング形式にまとめるという何とも下世話な企画(そういうのワシも好きだけど)。 13年ぶり2度目の企画で、またもやと言うか、やっぱりと言うか、第1位はカルロス・クライバーだった。 レパートリーは極端に狭く、指揮台に立つことさえ非常にレアだった天才的奇人指揮者だ。 クラシックファンならば「クライバーにこの曲を指揮(録音)してほしかった」という妄想をしたことがある人も多いだろう。 今回は、BBCのランキングトップ10のメンツに指揮し…
急に寒くなって、また来週あたりは暑くなるみたいで寒暖差が激しくて嫌になるっす。いつものように、やる気が出ないので再録。 標題:(保留) 分類:音楽>洋楽>プログレ>トラッド / フォークロック>プログレフォーク ■題名:FLORET SILVA 名前:KAY HOFFMANN 出身:スイス 発表年:1985年(録音年:1977年~1978年) 製作国:日本? 評価:A ★★★★◎ ■曲目:01. ISTE MUNDUS02. FLORET SILVA03. EXORCISMUS04. INTERMEZZO (CHUME, CHUME)05. ICH WILL TRUREN06. RONDO07…
朝日のコンクールは支部大会が終わりまして、次は中日の吹奏楽コンクールです。今日、三重県の中学校(大編成)を聴きに行ってきました。場所はいつもの三重県文化会館。大編成のエントリーは鈴鹿の大木中学校、菰野の菰野中学校、四日市の南中学校と内部中学校の合計4校です。菰野、南、内部は東海コンクールからちょうど2週間、再び三重文での演奏です。 結果、内部中学校が金賞で県代表を獲りました。内部のカルミナ・ブラーナを聞くのは今期3回目。毎回ちょっとずつ仕上がりが違いますが、今回は、トランペットのソロが過去一番の出来だったと思います。 菰野、南、内部は朝日コンクールと同じ自由曲でした。大木中は朝日コンクールでは…
Point オペラやバレエを演技使用曲として選んだフィギュアスケート選手の多くは、数曲を選曲&編集して使用することが珍しくありません。それに加え、男性と女性では役どころが違うので、どの部分を使用するかで演技の表現も変わってきます。そんな演技使用曲から主要曲を厳選した「クラシカロイド・オン・アイス」をご覧あれ! クラシカロイド・オン・アイス クラシカロイド・オン・アイス 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン 発売日: 2017/10/25 メディア: CD Amazon.co.jp Disc 1 : フィギュアスケート・シーンを彩ったクラシック名曲集 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協…
《「うたフェスJAPAN」 特別演奏会》 ブラームス「ドイツ・レクイエム」 【うたフェスJAPAN 】8月23日〜25日(3日間) 【会場】横浜みなとみらいホール 【主宰】東京国際合唱機構 【主管】うたフェスJAPAN実行委員会 3日間にわたって様々な「うた」に関する演奏会が催行されますが、その中から、ブラームスの「ドイツ・レクイエム」等を、"神奈川フィルハーモニー管弦楽団"及び選抜された合唱団により演奏される日があったので、聴きに行きました。【日時】2024年8月23日(金)19:00〜 【会場】横浜みなとみらいホール 【管弦楽】神奈川フィルハーモニー管弦楽団【指揮者】松下耕 〈Profil…
今年の東海大会大編成は三重県文化会館で開催されます。そこで午後の部を聴きに行ってきました。 今年は、朝日新聞が無料でライブ配信をしていましたので、午前中は家で配信を聞いて、午後一から最後まで10団体を聴いてきました。 午後の部では、菰野中学校のセルゲイ・モンタージュが1番目、内部中学校のカルミナブラーナが午後の7番目、どちらの学校も県大会同様に力の限りの努力を尽くしていました。内部中のトランペットは県大会よりもさらに切れ味が上がっていたし、パーカッションがさらに良くなっていたような気がします。カミソリのようなシンバルさばき、そしてラストの銅鑼は一人で二枚鳴らして絶妙なタイミングで締めていました…
ハンス・プリチェット指揮の男声合唱団レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルクの演奏による本アルバムは、ルネサンスから現代音楽まで、バイエルン地方の男声合唱作品を集めた一枚。アルバムタイトルの「白と青」はバイエルン州の色らしい。合唱団名の由来になっているヨゼフ・レンナーの編曲作など民謡が多く並ぶ中には、ラッソ、R.シュトラウス、ワーグナー、ラインベルガー、オルフといった名だたる作曲家の名前が並んでいる。 最初から順に聴いていくと、6曲目に指揮者のプリチェット作曲「Wessobrunner Gebet」、続く7曲目にパトリック・エーリヒ作曲「Ich sah einen hohen, schwarz…