2016年5月25日 1566年夏、ネーデルラントの多くの都市で、聖像破壊運動(イコノクラスム)が起きた。その結果、初期フランドル派の画家たちの作品を含むフランドル絵画の多くの作品が破壊された。 ぼくたちが現在見ることのできる初期フランドル派の作品やブリューゲルの作品などは、聖像破壊運動を免れることのできた残り物だ。ぼくたちは残された作品を鑑賞していることになる。 聖像破壊運動は、カルヴァン派の野外説教集会によって引き起こされた。ブリューゲルはその野外説教集会を描いている。《洗礼者ヨハネの説教》がそれだ。 ピーテル・ブリューゲル(父)作《洗礼者ヨハネの説教》1566年、95 × 160.5 c…