Karel Zeman(1910-1989)。アニメーション映像作家。ボヘミア(現チェコ共和国)生まれ。大きく分けて、初期のパペットアニメーションから中期の実写と組み合わせたトリック・フィルム、晩期の切り絵アニメーションなど、さまざまなスタイルの映像作品を残す。2003年、日本各地で回顧特集「カレル・ゼマン レトロスペクティブ」を上映。長編映画としてはジュール・ヴェルヌの小説を数本映像化している。
幻想の魔術師カレル・ゼマン 悪魔の発明 [DVD]
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「悪魔の発明」(1958)です。 映画は、ロック教授は新型爆弾を考案した。彼はサナトリウムで研究をしていたが、教授の研究を知った海賊カラージュとアルティガス伯爵一味に拉致されて大西洋の孤島に幽閉されて研究を続けることになる。たまたまロック教授を訪ねていた技師アールと共に。アールは教授の研究を知ると、外部と連絡を取ろうとするのだが… 珍しいチェコ映画です。監督がカレル・ゼマン、彼は監督のみならず脚本、美術迄担当しており、独特の画調、スタイルであのSFの父ジュール・ベルヌの世界を映像化しており、この映画はもはや古典と言…
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奇妙な映像表現に圧倒される チェコスロバキア、カレル・ゼマン監督 83分 「八十日間世界一周」や「海底二万哩」のジュール・ヴェルヌの原作を映画化した。 実写とアニメと切り絵、美術セット、書割、銅版画を組み合わせて、独創的で童話的な世界をつくりあげた。 科学者のロック教授とその助手ハルトは平和利用のためにある新型兵器の実験を進めていた。ところがある日、大富豪のダルティガス伯爵の差し金で海賊たちに誘拐され、火山島に幽閉される。 ダルティガス伯爵はロック教授に新型兵器を完成させようとする。強力な破壊力をもつ新型爆弾を使って世界を征服しようと企んでいたのだ。 模型のような潜水艦、海の中を行く自転車型の…
夜はまた、ニェネントくんの寝ているベッドでいっしょになって寝るのだけれども、毛布の上のニェネントくんを見てみると、毛布のしわのところに噛みついて、そして前足は左右交互にふみふみしているのだった。以前もこういうことをやっているのを目にしたことはあったけれども、ずいぶんと久しぶりに見る。 これは毛布の「ふわふわ」にお母さんのことを思い出し、ちょうど毛布の山のところを「おかあさんのおっぱい」と思い、授乳するように前足でおっぱいを押しているつもりなのだ。毛布のことも、ちゅばちゅばと吸っているつもりなんだろう。 もう14歳にもなって「ネコとしてもいいかげんおばさんになったな」とは思っていたけれども、心の…
2010年7月にツイッターに書いていたこと。 7月は長くなったな。 - - - - - - - - - - 上映時間の問い合わせの電話で、「ふんふん、わかりました。ありがとう、行きます。どうも田中でした!」って言われて、最後に名乗られ、受け止め切れなかったけど、とても和んだ。 2010/07/01 11:17 〈もうここに書いても時効やろう、上映時刻の問い合わせの電話で、どう考えても桂南光さんとしか思えないお声の方からかかったことがあった。そして翌日ほんとうにおいでくださった。前日にあのお声の問い合わせがなければ多分わたしは気付かなかった。チケットは券売機やし、発声する機会ほぼないし、なにより…
個人的な歴代アニメのランキングです。
ぺピーク・ストジェハの大冒険 /パヴェル・チェフ (著)、ジャン=ガスパール・パーレニーチェク、髙松美織 (訳) 同級生達から吃音をからかわれ、重い気持ちで学校生活を送っているペピーク・ストジェハ。 春が待ち遠しい冬のある日、彼は道端で青い小石を拾う。それからというもの、彼のくすんだ日々が生き生きとし始める。不思議な本との出会い、転校生の少女エルゼヴィーラとの交流……。 ところが、そんな幸せな日々も長続きはしない。ある日、突然、エルゼヴィーラが姿を消してしまったのだ。ペピークは意を決し、彼女を探す冒険の旅に出る。 ◆吃音で悩む少年の大冒険を描いた美しい色彩の幻想的なチェコ・コミック / サウザ…
その日の朝、夢を見た。私が見る夢は、基本、実際にリアルで会ったことのある人か芸能人しか出てこない。「誰この人、見たこと無い」ていう人は、滅多に出てこない。しかし、その日見た夢は知らない人ばかりだった。知らない街で知らない人とビルの一角に居た。楽器がいくつか置いてあり、私が「10代の頃ベースを弾いてた」と言ったら、じゃあちょっと一曲やろうよということになりベースを渡された。「いやでももう何十年も弾いてないからなあ」と思ったものの、ネックを持ったら勝手に手が動いて「あれ? まだ全然弾けるじゃん」となんだか楽しい気分のまま何かの曲を演奏した。「じゃあもう一曲」と別の曲を演奏し始めたところ、「あれ?チ…
全4項目 ●代表作 ●「lacinetek.com」の「La liste de Robin Campillo - LaCinetek」より50本 ●「bfi.org.uk」の「How John Ford and Ken Loach influenced my AIDs activism drama 120 BPM」より4本 ●「telerama.fr」の「Robin Campillo : “Le cinéma, c’est l’endroit où l’on est seul ensemble”」より6本 「太陽は光り輝く」より 全4項目 ●代表作 TVドラマ脚本「ルヴナン(リターンド)」20…